キーモン(祁門)産の紅茶とはどんなもの?カフェマニアがその特徴を解説

キーモン(祁門)は紅茶の産地。ここで作られる茶葉を使った紅茶は世界に輸出され、日本でも味わうことができます。ところで、キーモン産の紅茶はどこで作られ、どんな特徴があるでしょうか?

ここではカフェや紅茶に関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がキーモン産の紅茶について解説。紅茶について詳しくなりたい人におすすめ!

キーモン(祁門)産の紅茶とは?

画像素材:写真AC

茶はもともと中国が発祥の地で、紅茶も中国から伝わったもの。中国の紅茶には、古くから工夫(コングー)紅茶がありますが、キーモン(祁門)はダージリン、ウバと並ぶ世界3大銘茶の一つとしてもっとも知られています。

産地は中国安徽省の礽門。収穫期は6月~9月と非常に短く、その中でも8月が最も品質のよいものが採れるクォリティー・シーズンで、値段も高くなる傾向に。水色は澄んだオレンジ色で、燻したようなスモーキーフレーバーの独特な香りが紅茶ファンを捉えています。

キーモン(祁門)産の紅茶はスモーキーフレーバーが特徴的!

キーモン(祁門)産の紅茶は香りも良いので、ストレートで楽しむのがおすすめ。市販されている紅茶でもよく見かけますが、産地とその特徴を知るとより深く紅茶を楽しむことができますよ。ぜひキーモン産の紅茶を見かけたら味わってみてくださいね。

※画像はイメージです
※「THE BOOK OF TEA」に掲載した内容を再編集しています