ブルーハワイとはどんなもの?いったい何味なの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

かき氷は、今や一年中出している店もあります。そのシロップの定番の中にメロンやイチゴと一緒に並ぶ「ブルーハワイ」という味があります。どんな味なのか言葉にするのは難しいですよね。実はこのブルーハワイ、はっきりとした味が決まっていないんですって。

この記事ではブルーハワイとはどんなものなのか、特徴についてわかりやすく解説していきます。

そもそもブルーハワイとは?

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ブルーハワイとは、かき氷などにかけられるシロップの一種のこと。多くのメーカーからかき氷シロップとして売られています。「ハワイアンブルー」の名称のところもあるんです。イチゴやメロンなどのフルーツ味などと違って、色と地名が名前になっているのは不思議ですよね。

実はこの「ブルーハワイ」というシロップ、味に明確な定義もないんです。ですので、メーカーによって味に違いがあるんですって。使用されている香料の違いによって、主流の味付けであるサイダー、ラムネの風味や、モモなどのフルーツ系の風味に別れるんですよ。

どうして「ブルーハワイ」という名前なの?

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なぜブルーハワイという名称なのか、諸説ある中でもっとも有力なのは、ワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジで誕生したカクテルの「ブルーハワイ」が由来となっている説。かき氷のブルーハワイとも同じような色をしていますが、こちらはラムをベースとしたカクテルで、青い色は「ブルーキュラソー」というリキュールを使って出しています。ラムベースでパイナップルジュース、レモンジュースとシェイクして作ります。クラッシュドアイスを入れたグラスに注ぎ、飾りはパイナップルなど。ストローを2本添えて完成です。

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かき氷のブルーハワイの味には、このカクテルをイメージしたフルーツ系の味もあるんだとか。ちなみにサイダー、ラムネ味のブルーハワイは、ハワイの爽やかさをイメージした味付けと言われていますよ。

ブルーハワイとは、味に決まりがない青色のシロップのこと!

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ブルーハワイとは、味に明確な定義のない青色のシロップで、サイダーやラムネ味、パイナップルやレモン、モモなどのフルーツ系の味付けもあるんですよ。ブルーハワイを頼んでみるときは、何味なのか食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね。

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