黒にんにくとはどんなもの?どんな効能があるの?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!
皆さんはにんにくと黒にんにくの違いをご存じですか?実はにんにくと黒にんにくは同じにんにくで、高温多湿の環境でにんにくを一か月ほど熟成させて、黒色に変化したニンニクのんことを「黒にんにく」と呼びます。黒にんにくには刺激臭がほとんどなく、糖度が増えてフルーティーで甘酸っぱい味わいになるんですよ。
そんな黒にんにくの効能や特徴を、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。
そもそも黒にんにくとは?
黒にんにくは、生のにんにくを熟成発酵させた完全自然食品です。化学薬品、添加物は一切使用せず、徹底管理された温度と湿度の中、約3週間ほど自己発酵させます。そうすることでにんにくの粒は見違えるほど柔らかく弾力をもつようになり、色は黒く変化します。なぜ黒くなるかというと、食材を加熱した際に酸とアミノ酸が反応して茶色く色づいていくメイラード反応というものが起き、生にんにくのアミノ酸と酸が反応して色が変化するんだとか。徐々に色が黒くなるにつれて、熟成発酵が進んでいくんですよ。
熟成して黒くなったにんにくは糖度が増え、まるでドライフルーツのような食感になります。生のにんにくを食べた時のような胃への刺激も少なく、臭いを気にする方でも安心して食べることができますよ。
黒にんにくの気になる効能とは?
発酵した黒にんにくは長時間熟成させることによって、強力な抗酸化作用と抗がん作用がある「s-アリルシステイン」や、動脈硬化への効果が期待されるポリフェノール、そして「シクロアリイン」なども数倍から数十倍に増加しているんだとか。
発酵黒にんにくは通常のにんにくの約10倍の抗酸化力があるといわれています。その強力な抗酸化作用は、美容にも健康にも役立つことが注目されているんですよ。
黒にんにくとは、生のにんにくを熟成発酵させた自然食品のこと!
黒にんにくとは、もともとは同じにんにく。高温多湿の環境でにんにくを一か月熟成させることで、黒く変色するんです。刺激臭がほとんどなく糖度も増えているので食べやすく、強力な抗酸化作用や抗がん作用が期待されている栄養素がたっぷり。体に優しい食べ物の一つとして、ぜひ食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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