讃岐うどんに使われる輸入小麦粉はどこの国のものが代表的なの？編集部が解説

つるつる、シコシコした食感が人気の讃岐うどん。ところで讃岐うどんには輸入小麦粉が多く使用されていますが、どこの国のものが代表的なのでしょうか？

ここではうどんに関する本を多く出版しているフードマニア編集部が讃岐うどんに使われる小麦粉ついて解説していきます。

讃岐うどんに使われる輸入小麦粉はどこの国のものが代表的？

讃岐うどんに使われる輸入小麦粉で代表的なのは、オーストラリア産の「ASW（オーストラリアン・スタンダード・ホワイト）」。讃岐うどんに使われる小麦粉の大半は、国産ではなく輸入もの。昭和30年代後半の小麦の不作をきっかけに、昭和40年ごろから本格的に日本にオーストラリア産の小麦粉が輸入されるようになると、その味の良さから急速にシェアを伸ばしました。

現在では、オーストラリア産の小麦粉に負けないような、国産のうどん用の小麦粉の品種改良が続けられています。

讃岐うどんに使われる輸入小麦粉はオーストラリア産のものが代表的！

讃岐うどんに使われる輸入小麦粉はオーストラリア産のものが代表的。昭和30年代後半に日本で小麦の不作が起きたのをきっかけに輸入されるようになると、讃岐うどんと相性が良かったため、シェアが増えたという事情があるのです。普段何気なく食べている讃岐うどんでも、普及した背景を知るとより深く楽しむことができますよ。

※画像はイメージです
※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ99」に掲載した内容を再編集しています