トレビスとはどんなもの?紫キャベツとの違いは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

紫色の葉っぱが特徴的な野菜、トレビス。紫キャベツとよく似ていますが、実は全く別の野菜だとご存知でしょうか。

この記事ではお宝食材探検隊がトレビスの特徴や、紫キャベツとの違いについて解説していきます。

そもそもトレビスとは?

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ヨーロッパや北アフリカが原産のトレビス。紫キャベツのような見た目が特徴的で、現在はイタリアを中心に栽培が盛んに行われています。そっくりな見た目ゆえに勘違いされがちですが、実はトレビスと紫キャベツは全く違った種類の野菜。紫キャベツがアブラナ科アブラナ目の野菜であるのに対して、トレビスはチコリなどの仲間であるキク科のキクニガナ属の野菜になります。

キャベツは葉が厚く固いですが、トレビスはそれに比べると葉が薄く柔らかいのが特徴。また紫キャベツは葉も葉脈もすべて赤紫色であるのに対して、トレビスは葉脈が白いので簡単に見分けることができます。風味も異なるので、食べてみたら全く別の野菜というのも頷けるはず。

どんな料理に合う?

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キャベツとは異なり、トレビスには独特の苦みがあります。加熱をするとその苦みが増してしまうので、食べる際には生のままサラダに入れたり肉料理に添えるのが一般的です。また他の食材と一緒にマリネにしたり、サンドイッチに加えるのも良いでしょう。

日本ではまだあまり一般的な野菜ではありませんが、フレンチやイタリアンなどではよく見かける野菜。本場イタリアではパスタやリゾットに使われることも多く、見た目を鮮やかにしてくれるほか、その苦みが料理のアクセントにもなってくれるのです。

トレビスと紫キャベツは全く別の野菜!

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トレビスとは、ほろ苦い風味が特徴の野菜のこと。紫キャベツのような見た目ですが、食感や香り、風味が全く異なり、生で食べるのに向いています。もし購入する機会があったらサラダなどに入れてその味を楽しんでみてくださいね。

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