老舗ファミレスがたどり着いた“豊かな”キッズメニューとは!?『ロイヤルホスト』のお子様向けメニューをご紹介
「たのしくたべるとおいしくなるね」。そんなキャッチフレーズがついたのが、老舗ファミリーレストラン『ロイヤルホスト』のキッズメニュー。現在はボリュームたっぷりの洋食プレートからサイドメニュー、低アレルゲンメニューまで、老舗ファミレスならではの“豊かさ”を感じられるキッズメニューになっています。
この「豊かさ」とは、どういったものなのでしょうか?40年近くもお子様に向き合い続けた『ロイヤルホスト』のキッズメニューを見てみましょう。
— 目次 —
『ロイヤルホスト』のキッズメニューの歴史
『ロイヤルホスト』は1971年(昭和46年)に北九州市にオープンしたファミリーレストランで、全国展開するチェーンの中でも歴史の深いブランド。「食の楽しさ、豊かさ」がキーワードになっていて、ただ食べるだけでなく、『ロイヤルホスト』という空間で「豊かな食の時間を過ごしていただきたい」という思いもあるとのこと。
さて、そんな『ロイヤルホスト』のキッズメニューは、現在確認できる最古のものは1981年(昭和56年)。当時のメニューはイラストでした。1982年(昭和57年)になると写真のメニューに変更になっています。キャラクターも何度か変わっていて、2010年から『カレルチャペック紅茶店』の「みつばち バジーちゃん」がイメージキャラにになりました。
キッズメニューは「豊かさ」が満載!
キッズメニューのキャッチフレーズは「たのしくたべるとおいしくなるね」。おいしいのはもちろんですが、「食の豊かさ」を意識したメニュー構成になっています。『ロイヤルホスト』では、キッズメニューであってもホスピタリティを重視!子供を子供扱いせずに「大人と同じように楽しむ」ということを大事にしています。例えば、お皿も陶器で大人のメニューと同じ重厚感のあるものに。このスタイルは老舗レストランの『ロイヤルホスト』ならでは。
実は「小学生以下のメニュー」なので、 小学生まで注文できるメニューなのです。そして、サイドメニューやデザートメニューを含めるとキッズメニューだけで16品もあるというのも特徴で、この品数の多さも、老舗ならではのさまざまなお客への気遣いが見られますね。
キッズメニューに付いてくるおもちゃは男の子も女の子も楽しめるものをご用意。基準は、安全であることと、「5分遊んでいられるかどうか」ということ。これは簡単なものであるのと同時に、どれだけ子供心を掴めるか…わざわざスタッフがチェックして、一部の店舗でもテストを実施、フィードバックして選ぶというほどのこだわりがあるのです。スタッフのお子様メニューへの思いは熱い!
それでは、『ロイヤルホスト』のキッズメニューをそれぞれ見てみましょう!
ハンバーグ食べるならこれ!「おこさま煮込みハンバーグプレート ごはん(ふりかけつき)またはパン」
この「おこさまプレート」シリーズは2017年スタート。実はプレートの上のメニューは、ほぼ大人向けのメニューで構成されていて、子供用に食べやすくしているのが特徴。よって、小学生の高学年でも食べごたえを感じるというボリュームがウリ!
この「おこさま煮込みハンバーグプレート」はキッズメニューでも人気No.2。オーストラリア産ビーフを100%使用した煮込みハンバーグがメイン。店内で販売しているグリルしたハンバーグとは違って煮込みタイプです。ハンバーグの重さは116gあり、全体的にさっぱり風味でお子様に合わせた味付け。デミグラスソースの上にかけられたケチャップが味のポイント!
サラダは、ブロッコリーとミニトマト、スイートコーンで構成。オニオンドレッシングをかけているので、少し酸っぱさとコクがあります。子供用に小さくカットされているので、食べやすいのが嬉しいですね!
他にも「おこさまコーンのポタージュ」は粒コーン入りでグランドメニューと同じもの。デザートの「ちいさなブルーベリーヨーグルト」は、ちょっぴり大人の味。
「おこさまオムライス&エビフライプレート」は人気メニューのコラボ!
オムライスのプレートは人気No.3!『ロイヤルホスト』の人気メニュー「ロイヤルオムライス」がベースではあるものの、こちらは玉子を包むのではなく、のせるタイプ。ソースはデミグラスソースで甘めで、お子様でも楽しめる味付け。チキンライスは100gとお子様メニューにしてはボリュームもあります。
エビフライはグランドメニューと同じのプリプリで大きなエビフライ!このエビフライはもともと子供用の小さなサイズだったのですが、「子供を子供扱いしない」というホスピタリティを考えて大きなものに変更したとのこと。
実は一番人気!「おこさまラーメン フライドポテトつき」
キッズメニューの中でも人気No.1なのはラーメン。特に保育園・幼稚園生~小学生低学年くらいの子供たちに人気です。他のメニューと比べ、提供スピードも早い上に食べやすく、パパやママにもありがたい存在。
ホッとする優しい味付けの醤油スープのラーメンで、麺は130gとジャストサイズ。トッピングは唐揚げとコーン、ほうれん草。特にほうれん草は開発者が「(健康を考え)子供には少しでも青い野菜を食べてほしい」との願いを込めてチョイスされたもの。
「バジーちゃんパンケーキ」は可愛い+本格的な味!
キッズメニューのイメージキャラクターであるバジーちゃんを全面的に押したパンケーキメニュー。素材は大人と同じものを使用し、少しサイズを小さくしたもの。しかし、一枚ずつ丁寧に焼き上げるのは、グランドメニューと同じ。焼き加減は「ゴールデンブラウン」の色味を重視していて、外はサクッと中はやわらかな食感。
そして、なんといってもバジーちゃんを粉糖で表現しているから可愛い!ホイップクリームとパンケーキシロップもセットに。
『ロイヤルホスト』のキッズメニューは“豊かな”食の時間を目指して進化してきたもの
他にも7大アレルゲン食材を外した「低アレルゲンメニュー」は2006年に登場。最初は「低アレルゲンおこさまカレーライス」だけを提供していたのですが、容器も使い捨てできるというホスピタリティあふれるメニューで好評で、今では3種類の「低アレルゲンメニュー」を展開しています。
どんなお客でも受け入れることができるよう、お子様メニューも日々進化していき、さまざまメニューを取り入れて最高の食事空間を演出するのがキッズメニューなのです。これぞ『ロイヤルホスト』が目指す食の「豊かさ」の一つでもあるのです!
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