タイ料理のカオソーイとはどんなもの?どんな味がするの?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

最近日本でも話題になっている「カオソーイ」。タイ料理の一つですが、初めて耳にするという人も多いのではないでしょうか。

この記事ではフードマニア編集部が、カオソーイの特徴やその味について解説していきます。

そもそもカオソーイとは?

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カオソーイは簡単に言えば、カレー風味のスパイシーな麺料理のこと。日本では最近になってやっと耳にするようになった名前ですが、本場タイの北部では日常的に食べられている料理なんです。

カオソーイの特徴は大きく分けると3点あります。
まず一つが、唐辛子やカレー粉などを用いたそのスパイシーな味わいです。とは言っても辛いものが多いタイ料理の中では比較的マイルドな部類で、日本人でも食べやすい味だとされています。
パクチーやライムといった材料も使用していて、タイ料理らしいエスニックな風味が楽しめます。

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続いて挙げられるのが、ココナッツミルクの存在。「タイ式カレーラーメン」と称されることもあるカオソーイですが、ラーメンと最も異なるのが、ココナッツミルクをたっぷりと使ってまろやかに作られているという点です。スパイスを使っているのに辛さが控えめと言われている理由はここにあり、ココナッツミルク特有の優しい甘さも感じられます。

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3点目は麺の種類や使い方です。まず、麺には平打ちのバミー麺(小麦麵)を使用するのが一般的。麺はなんと「茹でたもの」と「揚げたもの」を両方使うのがカオソーイ最大の特徴!ツルツルとした生麺の食感と、トッピングの揚げ麺のカリカリ食感が同時に味わえる、一つで二度楽しい料理なんですよ。
ココナッツミルクを使った濃厚な味わいですが、こうした工夫もあって最後まで飽きずに食べられるはず!

どんな味がするの?

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ココナッツミルクベースのカオソーイは、まろやかな風味の中にスパイスの辛味も感じられるエスニックな料理です。コリアンダーなどのハーブが効いた風味はクセになること間違いなし。

肉や野菜など好みのものをトッピングできるのも特徴で、お店にもよりますがライムや唐辛子、赤玉ねぎ、漬物などがトッピングの定番となっています。ぜひ味変としていろいろな組み合わせを試してみてくださいね。

カオソーイとはタイで親しまれているスパイスの効いた麺料理のこと!

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カオソーイとはココナッツミルクがベースとなった、まろやかで少しピリ辛な麺料理のこと。辛いものが苦手な人でも比較的食べやすいタイ料理の一つなので、話題になっている今、ぜひトライしてみてくださいね。

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