デミグラスソースとは?デミグラスソースの使い方は?ふれんちハンターがわかりやすく解説!
ハンバーグやオムライスのソースに使われる「デミグラスソース」。子供から大人まで楽しめる洋食定番のソースですが、デミグラスソースが作られたのは意外と最近なのをご存知ですか?
この記事では、ふれんちハンターがデミグラスソースの歴史や特徴をわかりやすく解説していきます。
デミグラスソースとは?
デミグラスソースとは、バターと小麦粉を炒めたものに、煮込んだ牛肉や野菜の出汁、そしてマデラワイン(赤ワイン)を入れて煮詰んだソースのこと。フランス語でドミグラスソースと呼ばれていて、1990年代初期にフランスのシェフがエスパニョールソースというブラウンソースを煮詰んで作ったのがはじまりと言われています。
「半分」(demi)と「煮汁」(glace)という意味を持つ「デミグラスソース」。ソースが半分の量になるまで長時間煮込んでいるので、牛肉の香ばしさと野菜の甘みが溶け込んでいて、深みのある味わいを楽しめます。
デミグラスソースの使い方は?
デミグラスソースは作るのに時間がかかるため、近年フランスでは使われる頻度が減っていますが、日本では洋食料理によく使われるソースです。本格的なデミグラスソースは調理に時間がかかりますが、家庭でもトマトケチャップやトンカツソース、コンソメなどを合わせて簡単につくることができるのが魅力。
ビーフシチューのベースとして使われることが多いですが、鶏肉や豚肉のソースとしてもよく合います。レモンやオレンジの搾り汁を加えると、濃厚な味がさらに引き締まるのでおすすめです。またハンバーグのソースとして根強い人気がありますが、ハンバーグにする際は、デミグラスソースを使って煮込みハンバーグにすることもできます。
デミグラスソースとは長時間煮込んだブラウンソースのこと!
日本でも馴染みのある「デミグラスソース」は、フランスが発祥のブラウンソースのこと。ソースが長時間煮込まれるため、コクのある味わいが特徴です。みなさんも、デミグラスソースを使ったさまざまな料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
※「料理と食シリーズ No.31 有名店・一流シェフのソース ドレッシング」に掲載した内容を再編集しています。