ミニコーラの良き弟分!オリオン社「ミニサワー」を駄菓子マニアが徹底解説
オリオン社の「ミニサワー」は「ミニコーラ」と同じく、缶型の容器に入ったラムネで「ミニシリーズ」の一つ。兄貴分である「ミニコーラ」に比べると少し地味ですが、そこは奥深い魅力が!
駄菓子大好き!日本全国の駄菓子を食べまくる駄菓子マニアが、今回は「ミニサワー」を徹底解説していきます。
— 目次 —
オリオン社の「ミニサワー」とは?「ミニコーラ」のバリエーションとして誕生
「ミニコーラ」が1978年11月に登場すると、翌年の1979年3月に登場。コーラがあるのならソーダもあっていいじゃないか…と言わんばかりに、パッケージは青で統一され、「ソーダ感」溢れる内容に。
フレーバーと味わいはどんな感じ?
実は意外と知られていないのですが、「ミニコーラ」と「ミニサワー」の成分はほぼ同じ。もちろん、細かい味の調整はありますが、最大の違いは色。「ミニコーラ」はタマリンドという果実を使って、少し茶色にしているのです。
こちらは白一色とソーダ感が溢れる内容に。水飴で少し甘さを出し、酸味料で噛んだ時にソーダ風の爽快感を見事に演出しているのです。
「ギザギザ」の効果!蓋は昔に比べて開けやすくなっている
昔は開けづらかった「ミニシリーズ」。蓋に力を入れて引っ張る必要があったため、テクニックが必要でした。しかし、現在の蓋は六角形の「ギザギザ」仕様となっているので、以前よりもかなり開けやすくなったのです。
アレンジするとおいしくなる?炭酸飲料を入れるのは危険!
炭酸飲料をイメージした商品だけに、淡々飲料を混ぜて飲むと美味しいのでは?と思うかもしれませんが、実際にラムネを入れると二酸化炭素が溢れて出てしまうので絶対にNG。
こちらも「ミニコーラ」同様に氷菓と相性がよく、ラムネのしっかりとした食感が楽しめるので、トッピングとしてもおすすめですよ!
「酎ハイのことじゃないよ!」
公式HPには「サワー」ということで、蒸留酒+ジュースのイメージがあるかもしれませんが、れっきとした子供向けのお菓子です。濃厚な味わいの「ミニコーラ」とは違ってさっぱり風味が特徴。味と香りの方向性はガラッと異なるのです。
店頭で「ミニコーラ」とよく並ぶのは、やはり「ミニサワー」。味のバリエーションとしても優れているのです。
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駄菓子一筋!昔懐かしの駄菓子から最先端の駄菓子まで、さまざまな角度から駄菓子を深堀りしていきます。
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