酢味噌の作り方
「ぬた」という酒肴に使われる酢味噌。魚介や野菜の味わいを高めてくれ、お酒のアテにもぴったりです。酢味噌は、玉味噌をベースに、酢と溶き辛子でまろやかな酸味と、ほどよい辛味に仕上げます。おいしく作るポイントは、なめらかな玉味噌を作ることです。
玉味噌は、甘みのある白味噌で作る

酢味噌のベースになる玉味噌の作り方を解説します。
白味噌200g、卵黄1個分、砂糖大さじ1、みりん30ml、日本酒50mlを鍋に合わせてしっかり混ぜます。白味噌は、甘みのある白味噌を選ぶのが良いでしょう。


混ぜたら鍋を弱火にかけます。木杓子で混ぜながら、ていねいに練っていきます。10分ほど練ります。焦げやすいので、直火ではなく、湯煎にかけながら練っていくのもいいでしょう。

練っていくとツヤが出てきます。ツヤが出てきたら火から降ろして、裏漉しして、玉味噌の出来上がりです。
玉味噌に酢と溶き辛子を
酢味噌の作り方です。

玉味噌をすり鉢に入れます。そこに、水で溶いた辛子、酢を加えて、とろりとするまでよく混ぜ合わせます。すり鉢で混ぜるのも、なめらかに仕上げるためです。酢の量、溶き辛子の量は好みです。白ごまを混ぜたり、木の芽を合わせると、より風味豊かにできます。


ぬたを作るときは、材料と酢味噌を合わせる前に、材料に下味をつけておくと、酢味噌とのからみが良くなります。
「酢の料理」大全(吉田晴彦著 旭屋出版刊より)
プロフィール
-
こんにちは!こちらでは、知っておくと便利なグルメ知識やおすすめのお店を紹介していきます。
記事一覧はこちら
最新の記事
記事2025.12.26新刊「祇園さゝ木 進化する京料理」について、店主・佐々木浩さんが語る!
記事2025.12.23【連載】飲食店の販促サービスとは?第2回/お店の“こだわり”が伝わる!最新WEB・SNS活用3選
記事2025.12.17【連載】飲食店の販促サービスとは?第1回/「あのお店、なぜ選んでしまう?」
記事2025.12.11すしは‟温度”でうまくなる! 『鮨なんば』店主が初公開する、握りの理論と技法とは?



