白くまアイスとはどんなもの?その歴史とは?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説
皆さんは白くまアイスを食べたことがありますか?鹿児島の老舗飲食店が発祥となったこのアイスですが、最近ではコンビニでも見かけるようになりましたよね。そんな白くまアイスとはどんなものなのでしょうか?
この記事ではその特徴や歴史を、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそも白くまアイスとは?
白くまアイスとは、削った氷に練乳をかけ、その上にチェリーやレーズン、小豆や寒天に、みかんやパインなど、色とりどりのトッピングを乗せた氷菓子のこと。元々は鹿児島県の老舗飲食店が発祥のデザートですが、今では全国的に食べられています。コンビニやスーパーなど、身近に大手メーカーの白熊アイスが売られているのがその証拠ですよね。
練乳と氷が合わさることで、練乳の強い甘さが氷で程よく薄まってマイルドになり、色とりどりのトッピングによる味の変化や違った食感を引き立てる、舌先が楽しいデザートです。
白くまアイスの歴史とは?
白くまアイスが生まれたのは戦後間もない頃。当時は氷に白蜜、赤蜜をかけたシンプルなかき氷でしたが、いちごにミルクをかけてみると美味しかったことにヒントを得て、練乳をかけてみることに。しかし今度は甘すぎてしまったため、改良を重ねて独特のさっぱりしたミルクに仕上がったのだとか。
また、シンプルな見た目に彩りを加えるため、チェリーやレーズンなどをトッピング。この見た目が上から見たときに白熊の表情に似ていることから、「白くま」と名付けられたと言われています。
当時、一般的なかき氷が20円ほどだったのに対して、白くまは50円とかなり高価だったため、庶民の憧れだったんですって。
白くまアイスとは、練乳をかけた氷に色とりどりのトッピングを加えたアイスのこと!
白くまアイスとは、鹿児島発祥のかき氷で、練乳をかけた上にチェリーやみかん、パインなどのフルーツや、小豆やレーズンなどをトッピングしたアイスデザートのこと。本場鹿児島のお店に行けば、上から見た白熊の表情をみることができるかもしれませんね。今では手軽にお買い求めいただけるので、ぜひ食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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