アヴァンデセールとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説
「アヴァンデセール」という言葉を聞いたことはありますか?フレンチの高級店などに行くと時折見かける単語ですが、いまいち理解できていない人もいるでしょう。
ここではふれんちハンターが気になる「アヴァンデセール」について解説していきます。
そもそもアヴァンデセールとは?
結論を言ってしまうと、アヴァンデセールとはコース料理において、メインのデザートの前に出てくる小さなデザートのこと。
「アヴァンギャルド」や「アヴァンタイトル」といった言葉がありますが、「アヴァン」とはフランス語で「~の前に」という意味を持つ単語。「デセール」は「デザート」を表す言葉なので、アヴァンデセールは「“デザートの前に”出てくるお皿」ということになります。
どんなスイーツが出るの?
では具体的にどういったデザートが出されるのか。アヴァンデセールはメインの肉料理とメインのデザートの間に出される、いわゆる「お口直し」的な役割があるお皿。一般的に量も少なく、軽い内容で、ジュレやソルベなどが選ばれます。
お店によって内容は異なりますが、レモンやオレンジなどの柑橘類を使った爽やかなものが多い傾向にあります。
アヴァンデセールの役割は?
アヴァンデセールは一見おまけのように思えるかもしれませんが、実はこれがかなり重要。重い肉料理の後いきなり重たいデザートに行くのではなく、一度さっぱりと口の中をリフレッシュさせて、メインのデザートをより美味しく食べてもらう役割があるのです。
アヴァンデセールとはメインのデザートの前に出てくる小さなデザートのこと!
アヴァンデセールとは主役のデザートの前に出される、さっぱりとした軽いデザートのこと。高級店であっても必ず提供されるお皿というわけではありませんが、出てきた際はぜひ口の中をリフレッシュさせる目的で味わってみてくださいね。
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