珍味とは何か?料理人が知っておきたい基礎知識
「珍味」は主に水産物を使って、保存性を高める加工をしたものでそのまま食べる食品、という考え方が主流です。ですが、こちらの記事では「珍味の料理」として珍味だけではなく、珍味を活用した料理を紹介します。

和食の「珍味」とは?
珍味は前述の通り、長期間の保存を目的としているため、そのほとんどは塩分が比較的高めです。現在は減塩志向が強いので、珍味は時代に逆行しているように思われるかもしれませんが、作り方、使い方、また供し方次第では、お客様に新しい味わいと驚きを楽しんでいただだくことができます。また、調理に携わる者にとって珍味を知るということは、日本の伝統的な食文化を学ぶことにもつながりますし、そこには新しい料理を開発するためのヒントがたくさんあるとも考えています。珍味に興味を持って、日々の味づくりの参考にしていただけたら幸いです。

3大珍味とは?
所説ありますが、江戸の頃から、三河・尾張・(愛知県)のこのわた、能登(石川県)の塩ウニ、肥前(長崎県)のからすみのことを「三大珍味」として扱うことが多い。生産高が限られているため、現在でも希少価値の高い珍味として知られています。
参考資料:「珍味」の料理(旭屋出版)
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