実はライターをモチーフにしていた!?オリオン社「梅ミンツ」を駄菓子マニアが徹底解説

オリオン社さんの「ココアシガレット」はタバコをモチーフにして大ヒットしたお菓子ですが、実はライターをモチーフにしたのがこの「梅ミンツ」なのです。

駄菓子大好き!日本全国の駄菓子を食べまくる駄菓子マニアが、今回は「梅ミンツ」を徹底解説していきます。

梅ミンツとは?実はライターがモチーフだった?

1951年に販売した「ココアシガレット」は大人のようにタバコを吸うようなユニークな駄菓子として大ヒット。それと同じように1973年に今度はライター型のお菓子として販売されたのがこの「梅ミンツ」。

子供の時は気づかなかったかもしれませんが、確かに蓋をパカッと開けて梅メンツが出てくるという構造は、まさに「ライター」。こちらも大人の雰囲気が溢れ、50年近くのロングセラーを誇ります。

フレーバーと味わいはどんな感じ?

さて「梅ミンツ」というくらいなので、梅味ではあるものの、具体的にどんな味か?というとイマイチ説明しづらいもの。そもそも「ミンツ」とは、これといった決まりはないのですが、画像の通り、粒々で糖衣された砂糖菓子を指します。

梅味だけに梅ピューレが入っていて、砂糖の甘さと梅ピューレの酸っぱさがベストマッチ!そして、カリカリとした歯ごたえは食べごたえがあり、梅好きにはたまらない駄菓子に仕上がっています。蓋をパカッと開けた時に香る、梅の香りもたまらない!

ミンツは他にどんな種類があるの?

オリオン社でミンツというと、基本の味は梅味の「梅ミンツ」でありますが、そのバリエーションとしては、健康ドリンク風味の「ミニビタミンツ」、桃とブルーベリーとパイナップルの3種類がある「ミンツトリオ」、みかん味のミンツが楽しめる「ちびっこみかん」などがあります。

特に「ちびっこみかん」は冷凍みかんをモチーフにしていて、中を開けるとみかん味のミンツが楽しめるのが特徴。他にもおみくじタイプである、ノーマルの「梅ミンツ」もよく知られています。

「梅ミンツ」とは、昭和の子供の憧れをイメージした駄菓子!

最後に「梅ミンツ」はどこで売られているか?ですが、駄菓子屋はもちろん、スーパーマーケットの駄菓子コーナーでも置いてあるのでぜひ見かけたらゲットしてみてくださいね。昭和の子どもたちの憧れであったライターをモチーフにした「梅ミンツ」は懐かしの味であると同時に、食べ飽きない味でもありますよ!