ベビースターはビールに合うのか!?「ベビースターラーメンおつまみ」を駄菓子マニアが徹底検証

最近、スーパーやコンビニのおつまみコーナーで見かける「ベビースターラーメンおつまみ」。ベビースターとビールを組み合わせて「べビール」を提案しているのが、『おやつカンパニー』さん。

しかし、実際にビールとの相性はどれほどなのでしょうか?駄菓子大好き!日本全国の駄菓子を食べまくる駄菓子マニアが、今回は「ベビースターラーメンおつまみを徹底解説していきます。

普通のチキン味とどう違う?ラインナップを見てみよう

おつまみとのことで、ピーナッツが入っているのです

そもそもベビースター自体が「おやつ」というイメージが強く、チキン味は鶏ガラの出汁が強いものの、お子様向けの味わい。もちろん、ビールにも合うけどパンチが足りない…そんなベビースターで育った大人にドンピシャな商品がこちらの「ベビースターラーメンおつまみ」。

ベビースターラーメンはどのお店もおやつコーナーにおいてありますが、この「ベビースターラーメンおつまみ」は、さきいかやチータラなどと同じ、おつまみコーナーにあります。じゃあ、普通のベビースターとどう違うのか?それはおつまみ用に「大人仕様」にされているから。

実は、おつまみ用に揚げ麺が「ピリ辛」風味に仕上げているのです。そして、おつまみの定番のピーナッツも入っているので、お酒が進むという仕様に。

実はサイズや内容が異なるものを含めて3種類用意

ラインナップは、通常の「ベビースターラーメンおつまみ(ピーナッツ入り)」が基本ですが、柿の種が入った「3種ミックス」なんてものも用意。

それでは、それぞれのフレーバーをご紹介してきましょう。

のどを刺激することでビールが進む!「ピリ辛チキン味」

レギュラーのチキン味(右)との比較。見た目はあまり変化がないものの、辛口になっています。

それでは「ピリ辛チキン味」をご紹介していきましょう。まず、気になるのは「チキン味」との違い。やはり最大の特徴はチキン味であるのに、「ピリ辛風味」であること。コクのある旨味だけではなく、全面的に辛さが際立ち、食べれば食べるほどに「旨辛」を感じるのです。

成分を分析すると…実は「香辛料」が入っているのが特徴。そして、チキンには、魚介パウダーやポークパウダーなどさまざまな旨味があるのに対しこちらはあまり使用せず、チキンの旨味と唐辛子の辛味に重点を置いてある点。

そして、ピーナッツの甘みが入ることで、その辛さの緩衝材になって「リズム」が生まれます。それによってビール→揚げ麺→ピーナッツ→ビールといった、ビールの「絶妙なアシスト」的な存在になるのが強み。

内容は同じですが、実は容量が少し異なるのです

実は、「ピリ辛チキン味」は2つの種類があってノーマルのものは、コンビニのみで販売されているもの。スリムパックはスーパーマーケットとコンビニで手に入るのですが、この違いはどこにあるのかというと「内容量」。ノーマルは64gに対し、スリムパックは55g。

微々たる差ではありますが、おつまみということで、たっぷりと食べたい人はコンビニに行くべきでしょう!

「3種ミックス」は揚げ麺とピーナッツ、柿の種が入ったオールスター!

なんと柿の種まで入っているという、おつまみの人気者が合わさった商品

辛さを抑えたコクうまな麺とピーナッツ、柿の種が入った贅沢なおつまみが「3種ミックス」。

柿の種は、でん粉と米を使用して醤油などで味付けしたもので、割合としたらピーナッツと同じくらいの量で入っています。そもそも揚げ麺と柿の種って合うの?と思うかもしれませんが、これはこれで合うんです。

左側が「ピリ辛チキン味」で右側が「3種ミックス」。柿の種の有無で味わいは大きく異なります。

唐辛子の旨味で口の中がいっぱいになってくるところに、柿の種を入れると…醤油独自の旨味が溢れてきて、また新たなるハーモニーが!ちょっと柿の種を入れるだけで、ラーメンおつまみがすごくリッチになるんですよ。

「6袋入」はおうちに常備したい人におすすめ!「コクうまチキン味」は集合パックのみ限定

スーパーマーケットなどで買えるお得な商品

スーパーマーケットには6袋入りのお得なパック。ミニサイズの袋が6つも入っていて、小分けになっています。家で常備できるので、おうち飲みにも適していますね。

スーパーマーケットなどで販売しているので探してみてくださいね

そして、この6袋入のみの限定味が、この「コクうまチキン味」。コクうまとは?と疑問に思ったかもしれませんが、成分は「ピリ辛チキン味」とほぼ同じ。その違いは辛さにあります。

色合いは「ピリ辛味」とほぼ同じですが、かなりマイルドな風味に!

コクうまのほうが辛さが控え目であり、ピリ辛は割と舌に辛さが残るのに対し、こちらはほんのりと辛みを感じる程度。普通のチキン味では満足できないけど、辛いのは少し苦手という人に向けた、かゆい所に手が届く商品なのです。

結論、どんなビールと合うのか?

画像素材:写真AC

さぁ、商品の解説が終わったところ、最後に気になるのがどんなビールと合わせるか?です。そもそもビールには絶対に合うのですが、一般的なのどごしの強いラガータイプか、苦味と旨味が溢れるエールタイプか…どちらが合うか気になるところ。実際に駄菓子マニアが試してみました。

結論から言うと、ラガータイプが正解でしょう!もちろん、エールタイプも悪くはないのですが、唐辛子の辛味はラガーで流すとなんともいえない「爽快感」が生まれるのです。お口の中のリセットという点では、ラガーがぴったり!

画像素材:写真AC

でも、エールも悪くはなく、ヴァイツェンなどのライトビールよりも、アンバーエールやIPA、スタウドなど、味が濃くてコクのあるものなら、独自の苦味がまたマッチします。辛味を覆いかぶせるような味わいを堪能したいならば選択肢に入れてもOK!いろいろと試してみましょう。

余ったら「サラダ」の具材にしてもOK!

実はおつまみとしての用途以外では、サラダの上にのせるというのもおすすめなんですよ。特にレタスのシャキシャキした歯ごたえに、唐辛子の旨味が合わさると絶妙。そして、シメとして卵かけご飯の上にかけても案外イケる!

よって、余らせても他のメニューにも応用が効くのが良いところ。おつまみと具材としての「二段構え」としても優秀なラーメンおつまみ。ぜひビールのお供に購入してみてはいかがでしょうか?