チロルチョコの“王様”はなぜこんなに美味しいのか?「チロルチョコ ミルク」をチロルチョコマニアが徹底解説

「チロルチョコ」のイメージといえば、ほとんどの人がこの「ミルク」をイメージするというほど定番の「ミルク」。しかし、普段食べているけど、なぜこの「ミルク」を我々は愛してやまないのか?

今回は、さまざまなチロルチョコを食べ続けてきたチロルチョコマニアが、「チロルチョコ ミルク」の中身からパッケージまでを徹底的に分析していきます。

「チロルチョコ ミルク」とは?中身について知っている?

まさにチロルチョコの「王様」という印象ですね!

「ミルク」は1990年に販売を開始。既に1つ山のチロルチョコとしては、1979年登場の第1号である「コーヒーヌガー」や1984年発売で今でもバラエティパックには必ず入っている「ビス」など、既にヒット作はあったものの、1990年代のコンビニ進出もあって、本社のある九州から全国でメジャーになっていく時期に登場したため、「チロルチョコといえばコレ!」というイメージもありますね。

常に大人気で今ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアのチロルチョコのコーナーでは「ミルク」は絶対に置いてあるほどの不動の地位に。

30mmの大型サイズのチョコレートのデザインはいろいろと違うので、開けてみてからのお楽しみ!

その人気の秘密はやはり「親しみやすいクリーミーな味」という点でしょうか。中身のホワイトチョコのミルキーな味わいと、それを包むミルクチョコレートの濃厚な甘みがベストマッチ。

今ではチロルチョコの関連商品は多々あるものの、さまざまな種類のチロルチョコが入った「バラエティパック」には必ず入っていますし、「ミルク」をテーマにした派生商品も多いことから、その人気が伺えますね。

パッケージは実は10種類ある?

縦に並べると実は絵柄が繋がる!

「ミルク」というと、1990年登場時から牛の模様のような柄というのは変わらないのですが、ここで衝撃的な事実を一つ。実は「ミルク」のパッケージって10種類あるって知っていましたか?上下にくっつくように絵柄が繋がっているのです。

ファンによってデザインされた「ミルク」のパッケージがいっぱい!

ちなみに、発売以来ずっとパッケージがほぼ変わらなかったということもあり、2021年の丑年にもちなんで「ミルク100円袋」の個包装デザインを募集したことも。入賞者の作品を商品化されるという、ファン垂涎のイベントを行いました。

カロリーと味わいはどんな感じ?

中身はミルククリームがたっぷりと詰まっているのが特徴!

さて、肝心の味については説明不要かと思いますが、ポイントは中央部のミルク部分。これは全粉乳の効果。これはミルクを乾燥させたパウダーで、ミルクのリッチでクリーミーな味わいを楽しめるというもの。さらに、ミルクチョコレートで包むことでダブルでミルクの濃厚な味わいが堪能できるという構造になっているから、クリーミーな味わいとなるのです。

しかし、全粉乳はミルク感を味わうことができるものの、少しカロリーは高め。25mmの小型サイズで38kcal、30mmの大型サイズで60kcal。「バラエティパック」の平均は25mmの小型で35kcalなので、他のチロルチョコと比べると、少し高めではありますね。

ハーフサイズの「ミニ」もある!

大型パックで味わえるチロルチョコとして有名!

手軽に「ミルクを味わいたい!」といった人のために2020年に用意されたのが「ミニ」。これは140gの大型パックのみの販売となっているのですが、一個のサイズがハーフサイズになっています。

左が「ミニ」。確かに「ハーフサイズ」ですね!

「ミルク」を少し食べたいけど、カロリーが気になる…という人にもぴったりですね!フルサイズだと食べごたえがあるチロルチョコですが、ハーフサイズになると「スナック感覚」のようになり、食べやすくなるというのも新たな魅力です。

チロルチョコの王様的存在である「ミルク」はまだまだ新しい魅力が広がっている

これだけ日本人に支持がされる「ミルク」は王道の味と愛される一方、ハーフサイズが開発されたり、新しいパッケージ案のイベントがあったりと…その魅力が広がっていく理想的な商品。オリジナルはもちろんですが、派生商品を含めて味わってみてくださいね!